FC2ブログ
FC2Blog  Admin  Rss1.0 

いいことだ!

category: 日々
昨日は早朝から深夜まで出掛けていたので昨日の新聞(毎日新聞2面)にすごい事が書かれていた。
ペットボトルを原材料レベルまで分解する事に成功した”と。

新聞記事より抜粋>>ステンレス製の密封反応器内で、ぺットボトル片などのポリエステル系樹脂と水を一緒に加熱。300度の高温で原材料のテレフタル酸とエチレングリコールに分解することに成功した。さらにテレフタル酸を、加熱前に水に加えておくと、もっと低い約275度でも分解できることを突き止めた。<独立行政法人・産業技術総合研究所>

テレフタル酸:化学式C8H6O4、芳香族カルボン酸。ベンゼン環にカルボキシル基が結合した形。エチレングリコールとでポリエステルを作り、工業的にはポリエチレンテレフタラート(PET)ペットボトルや衣料の原料となる。

エチレングリコール(IUPAC名 1,2-エタンジオール):化学式C2H6O2、アルコールの一種で水などの極性溶媒に溶けやすいという性質を持つ。水冷エンジンの冷却用不凍液といえば知っている人が多いかな。

分解だけならまぁ驚かなかったのですが、この分解に要する化学的手法が水との加熱による分解という事に驚きです。

それまではペットボトルをメタノールのアルカリ溶液で加水分解し、原材料のテレフタル酸を回収するという手法が化学の実験なんかでも出来る事が知られていました。

ですが今回の報道にあった分解方法は特別な溶剤や触媒等を用いずに達成しているところに光明があると感じたんですよ。
その記事にも書かれていました”ごみ処理場排熱で加熱できるため資源の有効利用につながる。”と、これは今の日本では大変重要な事です。
加熱に要するエネルギーも分解する事に要する費用として原材料費に上乗せされたのでは材料を必要とする業者は高額な分解再生材の利用を敬遠しますからね。
まだまだリサイクル主義・思考というより利益優先主義・思考が強い今の日本では将来の環境を考えての投資は巨大企業でないと出来ないのが実情ではないでしょうか。

ペットボトルは今のところ回収された後、洗浄・粉砕して、そのまま繊維やシートに加工し、衣類の素材などに利用する方法が一般的。
上記にも書いたメタノールによる分解も行なわれているが全体の数%程度と、大量のペットボトルを回収するシステムが確立されていない為、規模が小さく採算が合わなようです。

この方法が確立されれば回収システムの確立さえ出来れば分解する処理施設も増える可能性が高まるのではないでしょうか。
設備投資は必要ですが、分解に要する費用は少なくて済みそうですから。


続きを読む ...
スポンサーサイト



2006/05/06 23:17 Sat | edit? | trackback(0) | comment(0)


2006.05
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
Categories
日々 (218)
趣味 (15)
バトン (15)
自己紹介 (3)
今日はなんの日? (54)
思考 (14)
Archives || 2006年05月
2009年09月 (3)
2009年06月 (2)
2009年03月 (4)
2009年01月 (1)
2008年12月 (1)
2008年10月 (2)
2008年09月 (3)
2008年07月 (2)
2008年06月 (1)
2008年05月 (1)
2008年04月 (2)
2007年06月 (24)
2007年05月 (14)
2007年04月 (8)
2007年03月 (12)
2007年02月 (9)
2007年01月 (17)
2006年11月 (1)
2006年09月 (2)
2006年08月 (15)
2006年07月 (31)
2006年06月 (30)
2006年05月 (31)
2006年04月 (30)
2006年03月 (31)
2006年02月 (10)
2006年01月 (1)
2005年12月 (18)
2005年11月 (13)
Recent Comments
Recent Trackback
Links
人気者ぎんちゃんの日記
ダーリンとラブラブ!でぃちゃん日々
連sのメイポと日々の徒然
Profile

おかげ様(「MapleStory」プレイキャラより)
日々の出来事、毎日は書かないですし更新は遅くなるかも?!